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実際に山小屋でアルバイトをされた方に聞いてみました
I さん (自営業・男性)
ここ三年、夏はインクノットさんにお世話になって、山小屋で働いています。東京では自分の仕事もあるので、だいたい2-3ヶ月の期間です。もともと、登山好き、写真好きの私にはぴったりのバイトで、仕事をしながら(もちろん業務に差し支えない範囲でですが)写真も撮れるので、楽しく働かせていただいています。
昨年は、北アルプスの秘境、雲の平の玄関口にあたる太郎平小屋で7-9月までの三ヶ月間働いてきました。薬師岳の麓にあるこの山小屋はロケーションも素晴らしく、山だけでなく、黒部源流での渓流釣りも休み時間に楽しめます。
仕事の内容は朝夕の食事の準備・片付け、掃除全般、幕営場の管理、受付・案内業務等で、他の山小屋と基本的には同じです。人気のエリアなので最盛期はお客さんも350人を越えるので、七月の最終週〜お盆までは、かなり大変です。
基本のスタッフの他にこの時期には地元の高校生や、以前のスッタッフが手伝いにきたり、それに加えて、夏季診療所のお医者さんや、富山の山岳警備隊の方々等、20人超の大所帯になりますが、実にいろいろな話が聞けて面白いです(この頃は、朝も三時半起きになります)。働くだけでなく、山に関する様々なことを見聞き出来るので、そういった事に興味がある方にはぴったりな山小屋だと思います。
もうひとつ、特徴としては、ここのマスターの五十嶋氏は、この太郎平小屋のほかに、薬師沢小屋、スゴ乗超小屋、温泉の沸く高天原山荘とそれぞれ特色のある小屋も同時に経営されているので、これらのこじんまりした個性的な小屋で働く機会もあります。
基本的には経験者は太郎小屋(やはり一番忙しいので)、初心者はこれらの小屋に配属されることが多いようですが。途中交代もありますので、行きたいところがあれば希望を出しておくのもいいかと思います(たとえば、休み時間に釣りを楽しみたいなら薬師沢小屋とか・・)。太郎では毎朝、朝のミーティング開かれるのですが、マスターの五十嶋氏は、この業界のまとめ役ともいうべき方で、色々と含蓄のあるお話が聞けるのもここで働く楽しみの一つです。
ボッカ(荷物運び)は基本的にはありませんが、水源地の雪堀りやヘリコプターで運ばれてきた荷物の運搬、登山道の整備等、男性はそれなりの力仕事もしなければならないので、ある程度体力に自信のある方のほうがいいかもしれません(山小屋はどこもそうですが)。
Aさん(大学生・女性)
去年富士山の山小屋でアルバイトをした友達から聞いてインターネットを検索していると、インクノット無料登録にたどり着きました。 さっそく登録をしたところ、2日後に連絡があってびっくりしました。1ヶ月以上決まらない人やその日に決まる場合もあるらしいです。 私が紹介された小屋は北アルプスの超人気小屋ですが6月から決まっていた人が急な事故でキャンセルになって急に決まりました。
仕事は主に調理と接客、忙しい時は朝4時前からお客様の朝食の準備や後片付け、掃除をして調理の仕込みその後昼食のあと休憩、午後は夕食の準備や当日宿泊のお客様の接客で遅い夕食が終わって寝るのは9時頃です。
部屋は女性3人(21歳・32歳・私)で合宿のようで結構楽しかったです。7月15日から8月25日までほぼ1ヶ月の体験でしたが小屋の前から眺める山の景色は本当に素晴らしく、来て良かったと思いました。富士山に行った友人は水が無いので苦労したと行っていましたが、ここは水が豊富でシャワーも完備、近くには温泉もあって暇な時には交代で入りに行きました。
来年は最後の大学生活になりますが出来たら違うエリアの小屋に行ってみたいです。
Bさん(フリーター・男性)
大学を卒業してから外国に行ったり建築屋の臨時バイトなどをしていたが、インドで知り合った友人が山小屋アルバイトをしていたのでインターネット検索から登録した。
1週間くらいして南アルプスの小屋を紹介され、山小屋主から電話を貰い履歴書を送ることになった。その後他の小屋からも電話を貰ったが最初の所に決まったのだと思っていたのでもう少し考えたほうがよかったかな?と思った。でもあまりゆっくり考えていると最初の小屋も他の人に決まる場合もあるのでタイミングが重要だ。
小屋は御夫婦と親戚の女性で運営している小さな静かな小屋だった。忙しい時でも60人ほど、一日数百人宿泊する大きな小屋もあるらしいが希望は小さな小屋だったので良かった。
仕事は主に掃除や布団の上げ下ろしで楽なものだがトイレの臭いに閉口した。休憩時間は登山を勧めてくれたので1ヶ月の間3回稜線まで走って行った。
部屋は個室で最初の話どおり日給は相場より良かったが、最後のほうで台風が来て、暇になったので予定より2日早く降りることになった。友人は大きな小屋で交代のシフト制だったらしくバイトの数も30人以上。聞いていた話とは雰囲気が違ったが聞いていた話とは雰囲気が違ったが、僕は独りで働くほうが向いているので良かった。山小屋といっても施設によって事情が異なるので自分に合った小屋を選択すると良いと思う。
